空港からミラノ市内へのアクセス~リナーテ空港
イタリア第二の都市で経済の中心地ミラノには、<マルペンサ>と<リナーテ>という二つの空港があります。マルペンサ空港はミラノの北西約50キロの郊外に位置し、主に長距離の国際線フライトと欧州線が発着しています。また、リナーテ空港はミラノの中心地から東へ約5キロ程に位置し、主にヨーロッパ圏内(欧州線)やイタリア国内線などに対応しています。
東京に例えると…千葉県にある成田空港がミラノ郊外のマルペンサ空港だとすると、市内に近いリナーテ空港は羽田空港というのと似ています。
以前こちらで→<マルペンサ空港から市内への移動方法>についてレポートしましたが、今回はリナーテ空港からのアクセス手段について詳しくご案内します。
交通手段は主に3通り
リナーテ空港への到着は、日本からだとITAエアウェイズ直行便でローマに到着してから国内線に乗り継ぐか、または欧州の他都市で乗り継いで欧州線のフライトで到着するパターンのいずれかになりますので、パスポートコントロール(入国審査)はすでに乗り継ぎ地で済ませている形になるかと思います。
つまり、到着して流れに沿って進むとバゲージエリアに出るので、そこで荷物を受け取って外に出ることになります。マルペンサ空港に比べると規模も小さいので、まず迷うことはないでしょう。
下がリナーテ空港の全体の見取り図になります。
到着フロアの地上階は、イタリアでは0階(Floor 0)になります。出発フロアは1階(Floor 1)で日本でいう2階にあたります。
リナーテ空港からミラノ市内へのアクセス方法は主に3つあるのですが、3番目に一応ご紹介だけする中央駅行きのシャトルバスは本数が少ないため、メインとなるアクセスは実質的には2通り:①地下鉄か②タクシーになるでしょう。
こちらで各交通機関へのアクセス法や詳細を写真とともに詳しく説明していきたいと思います。
1. 地下鉄(メトロ)
2022年に待望の新路線M4号線が開通してから、ミラノ市内へのアクセスが格段に便利になりました!それまで、市内への公共交通手段としては路線バスが運行していたのですが、この地下鉄/メトロの開通に伴って、既存の路線バスは廃止されています。
空港到着出口からは、真っ直ぐ進むだけで地下1階のメトロ入り口にエレベーターやエスカレーターで直結しているので、荷物があってもバリアフリーでアクセスできます。

(左手に出るとタクシー乗り場)

スーパー(左)もあります

(右手には駐車場入り口)


奥のエスカレーターで下へ

地下鉄の入り口まで行くと自動販売機があるので、そこで利用スタイルや滞在日数に応じた切符を買いましょう。詳しい地下鉄の切符の種類や買い方、利用方法については、〔ミラノ地下鉄-最新情報〕で詳しく解説しているので参照して下さい。

左が自動改札口


地下鉄に乗ってしまえば、市内中心部のサンバビラ駅<SAN BABILA>までは7駅なので、15分ほどでアクセスすることが可能です。
ちなみに、この地下鉄4号線の運航時間は通常は早朝から深夜までですが、休日ダイヤや年末年始などイレギュラーになるので、詳しくはメトロの公式サイトで確認してください。

例えば到着が午前中で、その日は一日中たくさん公共交通機関を利用する予定があるなら、一日券を買ってもいいですし、午後や夕方の到着でとりあえずホテルへ向かうだけの予定なら1回券で十分でしょう。いずれにしても、1回の利用で90分間は有効です!
2. タクシー
ミラノ市内へ向かう別の手段としてホテルや目的地まで一番安全で楽に移動できるのがタクシーです。リナーテ空港は市内に近くアクセスも良いため、大きなスーツケースや重い荷物を持っている時はタクシー利用が便利です。料金は公共の交通機関利用よりは高くなりますが、複数人で利用する方や、早朝・深夜の到着の場合には、治安の面からもタクシー利用がお勧めです。
到着ゲートから少し進んで直ぐの左手の出口から外に出ると目の前にタクシー乗り場があります。

タクシー利用だと市内中心部までは約20分程度。中央駅付近までは約30分ほどです。料金はメーター制で、目的地や時間帯と道の混雑状況にもよりますが、目安は20~50ユーロほどです。ただ朝夕のラッシュ時などは渋滞のために移動時間が上記よりかかることもあるので気をつけください。
メーター制なので表示通りに支払えば良いのですが、現金の場合は細かい端数分は切り上げてチップにするのがスマートな払い方です。カード払いの時でも、ドライバーの対応が良かった場合などに心付けでチップ分を上乗せしてあげると喜ばれます。逆に、スーツケースは別に料金がかかると言われたという話を聞いた事がありますが、それはありません。心配な方は、乗車の前に目安の料金を確認してから乗ると安心かも知れません。

到着口を出たところや外に出てキョロキョロしていると「タクシー?」と声をかけてくる人がいますが、正規のタクシーではない(いわゆる”白タク”)ので、割高になってしまったり法外な運賃を請求されたりします。声をかけられても無視するか「ノーサンキュー」と言って外に出て、<TAXI>と書いてあるタクシー乗り場から乗車するようにしましょう!
3. シャトルバス
最後にご紹介する移動手段は、ミラノの中央駅まで運行しているシャトルバスです。料金は2025年12月現在で片道7ユーロ(12歳未満の子供は3ユーロ)とタクシー利用よりは安いですが、本数が2時間おきと非常に少ないため、たまたまタイミングが合えば良いのですが、あまり現実的ではないかも知れません。
チケットは直接ドライバーから購入することもできるようですが、オンラインでも購入可能です。チケットやタイムテーブルなどの詳細情報はこちらの公式サイトから👇

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まとめ
以上、主な三通りの移動手段をご紹介しましたが、それぞれの㋱メリット・🈓デメリットをまとめてみました。
- 地下鉄/メトロ: ㋱料金が安い ㋱本数が多い ㋱時間が読める ㋱交通渋滞のリスクはない 🈓到着ロビーから地階へ移動距離がある 🈓ストライキの可能性
- タクシー: ㋱荷物ごと移動が楽 ㋱到着ロビーから直ぐ乗れる ㋱目的地に直で着ける 🈓交通渋滞のリスク 🈓料金が高い
- シャトルバス: ㋱タクシーよりは安い 🈓本数が少ない 🈓交通渋滞のリスク
移動先の目的地(予約している宿など)が市内のどの辺に立地しているかにもよりますので、ご旅行前にあらかじめ移動手段をプランニングしておくと旅の始まりもスムーズかと思います。
ルイジーロでは、空港送迎のライセンスを持ったスタッフが空港の到着口までお迎えに上がり、専用タクシーにてホテルまでお送りして、チェックインのお手伝いまでさせて頂くことが可能です。また、人数によっては大型の車種をあらかじめ手配することもできますので、必要があればお気軽にご相談くださいませ。

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投稿者プロフィール

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2011年よりイタリア・ミラノ在住。
渡航前は旅行代理店に勤務し、ヨーロッパ専門のツアーコンダクター
として、ヨーロッパ各地を周った経験から、2016年にルイジーロを
立ち上げて現在に至る。
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