頻繁に変わる渡航情報に要注意!

2020年3月にパンデミックが起こってから2年が経過する今も、海外旅行、特に日本から海外へ行き来するハードルが非常に高いままです。実際に、それ以前は毎年のように、あるいは年に数回の渡航をされていた方たちも、この2年間はまったく旅行ができていない現状ではないでしょうか?

特にネックとなっていたのは、日本の水際対策の厳しさで、海外から帰国した際の強制隔離があったり、自宅待機の場合でも14日間と長い隔離日数だったり、国内線や列車等の公共交通機関に乗ることができなかったため、地方在住者には物理的にも足枷となっていました。

最近になって、ようやく日本入国時の隔離規制が大幅に緩和されたことで、少しそのハードルが下がったように見えたのですが、今度は、ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まってしまい、航空各社がロシア上空を飛べなくなってしまうという事態となっていて、欧州路線の欠航や減便が相次いでいる状況です。

イタリアでも、2月から屋外でのマスク着用義務が基本的には廃止されたり、2年以上に渡って繰り返し延長されてきた【非常事態宣言】が、ついに3月31日で終了する予定です。そうはいっても、日本同様に感染状況が大幅に良くなっている訳ではなく、まだ予断を許さない状況であることには変わりありません。

コロナ以前のように、何の規制もなく普通に【観光旅行】ができるようになるには、もう少し時間を要しそうですが、それでも必要があって渡航しなければならない場合は、事前に十分な情報を入手してご準備ください。

以下、必ずチェックが必要なサイトのリンクを貼っておきますので、ご参照ください。

日本からイタリアに渡航される方向けの情報

イタリアから日本に帰国/渡航される方向けの情報

在イタリア日本国大使館の公式HP


PCR検査証明書について

厚生労働省HP

投稿者プロフィール

舞緒 ルイ
舞緒 ルイ
2011年よりイタリア・ミラノ在住。
渡航前は旅行代理店に勤務し、ヨーロッパ専門のツアーコンダクター
として、ヨーロッパ各地を周った経験から、2016年にルイジーロを
立ち上げて現在に至る。