• 舞緒ルイ

コロナ禍の日本滞在で

更新日:1月29日

私が昨年の9月後半に一時帰国をしてから、あっという間に4ヶ月余りが経過しました。

当初は2ヶ月程の滞在予定だったのですが、諸事情でイタリアへの出発を延長し、日本で年を越すことになりました。


こちらのブログでも、新年のご挨拶を兼ねて、イタリアの状況をアップデートしたかったのですが、なかなかパソコンに向かう時間が取れず先延ばしにしているうちに、間もなく1月も終わろうとしています。


前回のブログ更新からも2ヶ月近くが経過してしまったので、今回は、この間のざっくりとした経緯をご報告しつつ、今回4ヶ月の日本滞在で感じたことを書きたいと思います。


まずは、日本での滞在を延長するにあたり、私の留守中ミラノで独りで頑張ってくれていた夫を日本に呼び寄せることにしました。

例年であれば、イタリアの家族とクリスマスを過ごしてから来日をしていた夫も、昨年は彼の母親が施設に入所したため、感染状況が悪化していたイタリアにいるよりは、妻の待つ日本へ来て、クリスマスとお正月を日本の家族と一緒に過ごせた方が良いのでは...となったからです。


現在も、観光目的など一般の外国人の日本への入国は認められていませんが、日本人配偶者がいる場合には、いわゆる「家族ビザ」を取得することで渡航ができます。

ビザ取得のために、日本から戸籍謄本やその他の必要書類をEMS(国際スピード郵便)で送り、ミラノ領事館で申請手続きをし、航空券を手配し、また出発前にPCR検査をして陰性証明書の取得が必要でした。


時間と手間はかかったものの、なんとか渡航の目途も立ち、あとはクリスマスを目前に控えた12月中旬に出発するばかりとなった頃、お隣のドイツが全土でロックダウンに入るというニュースを聞き不安が拡がりました。

なぜなら、イタリアからの唯一の直行便であるアリタリア航空が昨年の3月から飛ばなくなってしまったため、夫の飛行ルートは、ミラノ⇒フランクフルト⇒東京という、ドイツ経由のフライトだったからです!


嫌な予感が的中し、出発前日の段階になって夫から下の写真が送られてきました。

【飛行機のオンライン・チェックイン画面】


乗継ぎをするフランクフルトまでの便を、オンラインでチェックインしようとした際のルフトハンザ航空のエラーメッセージには、英語で「イタリアからの乗客は入国することができません」と書いてあるのです!!


夫が航空会社に電話して確認したところ、渡航書類(=ビザ)を所有していれば乗継ぎは可能とのことでしたが、オンラインでのチェックインは対応を停めているのでエラーになったようです。


このコロナ禍で、予約していたフライトが直前にキャンセルになったという話も度々耳にしていたので、一番の不安要素だったのが飛行機が予定通りに飛ぶかどうかだったのですが、夫はなんとか無事に出発できました。


日本に到着後は、空港から公共の交通機関(タクシーを含め)が利用できないため、家族が迎えに行く必要があります。迎えがいない場合は、ハイヤーを手配するか、自身でレンタカーを借りて運転するか、あるいは空港近くのホテルで2週間の隔離をしてから移動するか、という選択肢になります。


幸い、私の時も今回も、甥っ子が空港に迎えに来てくれるというので、羽田で待合せして夫の到着を待ち、家まで送ってもらいました。


【羽田空港の国際線到着案内】


上の写真は、夫が到着した日の国際線の案内板ですが、ご覧のようにほとんどの航空便が欠航となっています。わずかに数本だけでも運航してくれているのは本当に有難い...実際に、到着ロビーは閑散とした様子でした💦


かくして、3ヶ月ぶりに夫と再会~電話で毎日のように連絡は取り合ってはいたものの、やはり顔を見ると安心できました🥰


夫の渡航前後には、英国で変異型のウィルスが驚異的な拡がりを見せて、イタリアは直ぐにイギリスからのフライトを停止...中には英国で足止めされた旅行者や自国に帰れなくなってしまった人もいたと聞いています。

そして、この影響で日本も再び海外からの外国人の入国を再規制し始めたので、まさにギリギリのタイミングとなった訳です!


私が日本に到着した時は、LINEアプリで登録したので、「厚生労働省の帰国者フォローアップ窓口」から、14日間は毎朝のように体調確認のチャットが入り、それに返答をしていました。

夫も、到着翌日から14日間は基本的に自宅待機(=自主隔離)となったのですが、実はこの間一度も保健所等からの連絡はありませんでした。

おそらく保健所もマンパワーが足りなくて、入国者一人一人に手作業で連絡をするような余裕がなかったのでしょう。。。


クリスマス当日は、下の姪の誕生日ということもあり、姉家族が集まって賑やかに過ごすことができました。

お正月は、私の母も退院後のリハビリ施設に入所中のため、いつもと違う雰囲気ではあったものの、兄や姉家族と年を越し、隔離期間ながらも無事に新年を迎えられました。


そして、年末から年始にかけてはご存知のように、日本の感染状況が著しく悪化し、東京と近県では、新年早々に二度目の緊急事態宣言が発令されてしまいました。

ロックダウン中のイタリアから遥々日本まで来て、2週間の隔離期間が終わった途端に、今度は日本でも外出自粛という流れ。。。


私が滞在を延ばし、夫を呼び寄せようという話が浮上した10月下旬は、まだ日本では「Go toトラベル」キャンペーンが盛り上がっている頃だったので、夫が無事に来日できたら、夏に実現できなかった家族旅行へ行こうという話も出ていたのですが、その後は事態がすっかり変わってしまいました💦


どこにも出かけられなくなってしまった可哀想な夫は、近所の土手にランニングに行ったり、自転車で出かけられる範囲を周遊したりと、ある意味で特別な日本滞在となりました。


さて、少し長くなってしまったので、イタリアの状況のアップデートについては、続編として書くことに致しますね!



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