• 舞緒ルイ

コロナ禍の在日外国人たち

このブログで、新型コロナウィルスに関連する記事を投稿し始めて、半年が経とうとしています。

この間に世界中の多くの「イベント」~オリンピックを始めとした国際的なスポーツ大会や国際展示会、国際フェスティバル...だけにとどまらず、各国の国内行事の多くが延期や中止となってしまいました。

もちろん、各個人が計画していた旅行などのプライベートな予定等も、このイベントに含まれる訳です。


全世界で、未だに収束の兆しが見えないこの”未知のウィルス”のせいで、世界中の人々の予定が「大なり小なり」狂ってしまっているのです。


そんな中、今回はずっと気になっていた「在日外国人への日本政府の対応」について、特筆したいと思います。日本では、在日外国人と関わりのある人以外は、意外と知られていないニュースのようです。


政府は、新型コロナウイルスの水際対策として、現在146の国と地域の外国人の入国を拒否しているほか、永住者や留学生などの在留資格がある外国人についても、一部を除いて、「特段の事情」がなく日本から出国した場合は、再入国を認めていません。

現在、日本に住む外国人は約293万人(うち、在留資格がある人は260万人)といわれていますが、事情があって一度出国した人は、日本に戻れないまま先行きが見えない状況が長らく続いていたのです。


当然ながら、彼らはSNSなどで自分が置かれた現状や窮状について、悲鳴を上げつつ訴え続けていました。ところが、日本のメディアはこれらをあまり大事として取り上げてこなかったのです。

以下に、一部ですが私が目にしたいくつかの記事を列挙してリンクを貼っていきます。

(下線部をクリック👆すると新しいタブで記事が開きます)


※6月8日付 朝日新聞デジタル 社説 <コロナ水際対策「外国人」差別の理不尽


※7月10日付 NHK国際報道ニュース 特集 <再入国拒否 日本に戻れない外国人


※7月17日付 NEWSWEEK日本版 コラム <日本政府のコロナ「鎖国」は在住外国人への露骨な差別では?


※7月29日付 時事ドットコム ニュース <在留外国人の再入国、8月5日に緩和


上記の流れからも分かるように、7月末になって、ようやく政府が緩和措置を取り始めたため、まずはコロナ騒動前に日本を出発したきり、実に数ヶ月に渡って戻って来られなかった在日外国人が、諸々の手続きを進めて再入国ができるようになりました。


また、この頃から感染状況の落ち着いている一部の国については、ビジネス上の往来を認めるようになりました。


以下は、8月12日現在として外務省(出入国在留管理庁)より発表されている概要です。


この中にある「特段の事情」についても、最近までは具体的な事例の記述がなかったため、生活のベースを日本に置いている在日外国人の多くは、再入国が認められないことを懸念して、気軽に母国へ帰ること(=一時帰国)ができなかったと証言しています。


現在は、外務省のホームページ上に、親族の葬儀や出産のため等の事例を記しています。


政府はその後、さらに緩和の枠を広げ、来月からは「特段の事情」がなくても再入国を認める方針であることを発表しています。


※8月21日付 NHK政治マガジン 特集記事 <留資格のある外国人 再入国制限緩和へ


次回は、私のような「在外日本人の状況」についてお伝えしたいと思っています。



<イタリアの状況の推移>

では引き続き、イタリアの状況レポートです。(この記事は執筆時8月25日の現地12時現在の情報を基に書いています)


過去3週間の推移を1日の増加数の週ごとの平均値で見てみましょう。


   *7/31-8/06 感染者数: 292 死者数: 8 回復者数: 218

   *8/07-8/13 感染者数: 433 死者数: 6 回復者数: 190

   *8/14-8/20 感染者数: 555 死者数: 27 回復者数: 245  


ずーーーっと恐れていた事態=「イタリアにも第2波」が来ている予感です💦

8月の2週目に入ってから、約2か月ぶりに500人台に乗ってきたと思ったら、22日にはロックダウン解除後初めて、実に3ヵ月ぶりに1,000人の大台に達してしまい、翌23日には1,200人を超えました!


夏のバカンスシーズンもピークを迎え、若年層を中心とした新規感染者の拡大を受けて、8月17日から全国のナイトクラブやディスコを閉鎖。また、夜間は屋外でもマスクの着用を義務化するなど、再規制に踏み切りました。


スペランツァ保健相は自身のフェイスブックに、「過去数カ月に払った犠牲を無にするわけにはいかない。われわれの最優先課題は、9月に、完全に安全な状態で学校を再開することでなければならない」と投稿しました。

同相は若者に対し、「親や祖父母を感染させるとの想定で」可能なかぎり慎重をきすよう求め、「現実に被害が生じる危険がある」と訴えました。


しかしながら、バカンス先の内外のリゾート地からUターンする人を中心に、ローマやミラノなどの大都市での感染者が急増し始めているのです!!




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